エース岩隈に完封負け 楽天 ３−０ 巨人

　ジャイアンツは先発・グライシンガーが序盤に３点を失って降板。リリーフ陣が追加点を許さない力投を見せたが、巨人打線が東北楽天ゴールデンイーグルスの先発・岩隈を捕らえきれず、完封負けを喫した。

　グライシンガーは珍しく制球に苦しみ、三回に四死球で一死一、二塁のピンチを招くと、楽天のクリーンアップに連打を浴びて３点を奪われた。

　なお走者２人のピンチで登板した２番手・東野はこれをしのぎ、五回には山崎武、フェルナンデスを連続三振に打ち取るなど好投した。

　さらに六回の越智、七回の山口、八回の西村健はいずれもきっちり無失点に抑える力投。特に山口はわずか９球で打者３人を打ち取った。

　一方、巨人打線はヒットは出るものの、岩隈に要所を抑えられ得点できない。八回には先頭の鈴木尚がヒットで出塁。一死後、木村拓のヒットで一、二塁としてから、三盗を成功させてチャンスを広げたが、小笠原が併殺打に打ち取られた。

　５月４日に腰の張りのため登録を抹消されていた高橋由は、一番右翼で先発出場したが、ヒットはなかった。（読売巨人軍ＨＰより）

ネット中継では数々の巨人戦名勝負を担当してきた元・日本テレビの小川光明アナウンサーが中継。
久しぶりに聴く声。
名調子が懐かしく心地よい。

しかし、試合の方は…

グライシンガーが前回に続きまたもＫＯ。
３回もたずに４安打、４四死球、３失点。
点数をつけるなら０点、まったくダメだった。
このままでは木佐貫や尚成と同様に二軍落ちも近いのではないだろうか？

一方の打線は１番に由伸が久しぶりに復活したがノーヒット。
７安打を放つも連打なく散発。
いくら岩隈の調子がいいといっても
これではダメだ。

良かったのはリリーフ陣。
東野、越智、山口、西村、いずれも失点を許さなかった。
今、中継ぎ・抑えが非常にいいだけに
もう少し先発は頑張って欲しい。

野村監督がインタビューでどう答えるのか楽しみだ（苦笑）