心臓病 のち うつ病 ときどき 腸閉塞

どん底からの復活をめざして…

トラブル続き

職場の、高齢者用の入浴装置が壊れた。
影響が大きいのですぐ来て欲しいとメ-カーに電話したが
お盆前で混み合っていて明日になる、と。
健康な人なら「はいそうですか、ではできるだけ早く」で済むところだが
特別な装置がなければ風呂に入れない高齢者がほとんど。
頼み込んでダメなら言いたくないことも言わなきゃならない。
「高齢者施設や病院向けの機械がすぐに修理対応してもらえないなんて
 致命的じゃないですか?」
「近いうちに買い換える予定なんですが、対応如何では別のメーカーも
 あり得ますよ」
と、威圧的な言葉を並べる。
私も前職は事務機販売会社のメンテをやっていたが、
その経験からしてもイヤなユーザーだろうと自分自身で思う。
圧力の甲斐あって何とか今日中に部分修理してもらえて
明日からの入浴は何とか回せることになった。
ありがたい!イヤなことを言って本当に申し訳ないという思いだ。
 
だが、不思議なことにトラブルは続く。
今度は車いすのまま乗車できる車のリフト装置が
上げ下げの途中でストップしたという電話が。
なんとか手動操作でリフトの収納はできたが、送迎に大きな遅れが出たし
介護の人出も割かなければならなかった。
このままではまた同じ事が発生する恐れがあるので
点検に出さなければならない。
売店に電話し、すぐに代車を持ってくるように依頼するが
こちらも言いたくないことを言わなければならなかった。
「ウチは高い車を3台も御社から買ってるんですよ」
高圧的な言葉を並べる自分に罪悪感を感じるが
これまた今日のうちに代車を用意してもらった。
 
まだ終わらない。
柔らか目のご飯が必要な人のために用意している
家庭用炊飯器が夕方ダウン。
管理栄養士が困った様子で私の元に駆け込む。
機器更新は普段なら決済を取って書面で依頼しなければならないのだが
そんな悠長なことはしていられない。
事情を察して用度課長自ら立て替え購入してきてくれた。
感謝、感謝。

ノー残業月間、今日も大幅な時間オーバー。
また、高圧的な態度で修理を依頼する自分に対し
嫌悪感と罪悪感で胸が一杯になる。
しかし、今さっき、同僚のN君からお礼のメールが届いた。
「遅くまで残業になってすみませんでした、本当にありがとうございました」
このメールでかなり救われた。
様々な職種の様々なスタッフに支えられながら
なんとか頑張れている私です。