心臓病 のち うつ病 ときどき 腸閉塞

どん底からの復活をめざして…

東日本大震災支援 その2

6月21日 火曜日

 本日より本格的な支援開始。兵站地遠野を7時過ぎに車で出発。仙人峠道路、釜石街道を使い約1時間かけて釜石市大渡へ。
 自己紹介、点呼と今日の体調・気分を報告したあと、コーディネータの指示に基づいて活動。まず感じたのはコーディネータの疲れ。3月11日から私が訪問した6月下旬まで3ヶ月以上、刻々と変わる状況の中、週単位で交代し訪問する我々に、その都度指示を出すのは本当に大変だと思う。
 今日は浸水したとある建物整理。壁や床の工事が入るので、家具や雑貨などを一端屋外に出したり、2階に持って上がったりする作業。グランドピアノや大きな食器棚などもあり、普段なかなか力仕事をしない私にとっては結構大変だった。
 昼食時には調理も依頼された。前の班には料理が得意な管理栄養士がいたそうだが、当班には料理が得意な者が誰もいない。それでもカレーとサラダくらいなら、と、協力してなんとか完成。料理は日頃から作っておかないと、と痛感した。
 しかしこのハエの多さはすごい。ハエ取り紙が一日で真っ黒になる。

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 食事中も常に手でハエを追い払う状況。ハエたたきも久しぶりに見たし、ハエ取り紙も小さい頃祖母の家で見て以来。

 午後もしばらく同じ作業を行った後、同じ班の研修医と社会福祉士を乗せ、車で釜石市沿岸部、新浜町の引き継ぎ患者宅へ向かうが、改めて被害の大きさに驚く。

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 震災後もこのような場所のすぐ近くで独居されている病気の方や高齢者の方がまだまだいるというのも事実だ。
 
本日はこの訪問にて活動終了。

 食事・ミーティングの後、旅館の風呂では狭くて待たされるので、たかむろ水光園という入浴施設へ。自衛隊や日赤の方々がたくさん入浴されていた。

                                            つづく