心臓病 のち うつ病 ときどき 腸閉塞

どん底からの復活をめざして…

検査、検査、検査

数ヶ月前から、朝方4時頃にドキドキして目が覚めることが時々あった。
また、胸の圧迫感・違和感・痛みを感じることがある。
私はもともと20年くらい前に胸を手術していて、定期的に受診している。
この症状も、初めてではない。
先日、主治医の先生に相談したところ、心配はないと思うが、念のため
ホルター心電図」という検査をしようということになった。
ホルター心電図とは、24時間心臓の動きを連続して監視する検査。
大きなペンダントくらいの機械を首からぶら下げ、
その機械から出ている2本のコード(電極)を胸に貼り付ける。
風呂・シャワーに入れない以外は普通の生活をしながら心電図をメモリーに記録する。
ただし記録された心電図の解析が必要なので、結果は後日となる。
これが10月29日のこと。

検査の結果を聞きに行く予定日が11月12日。
仕事が忙しかったし、検査した日も自覚症状はなかったので
前日、病院に電話した。
「すみません、明日の受診なんですが、仕事が忙しくて行けないので
来週にしてもらってもいいですか?」と私。
しかし、思わぬ答えが返ってきた。
「良くない不整脈が出ていますので、明日は必ず来て下さい」

え~っ??

もちろん予定通り受診し、主治医から循環器内科というところを紹介された。
検査の記録では、ちょうど朝方4時頃に数秒間、脈が乱れて速くなっている。
所見は「心室性頻拍」。
私の場合は発生し数秒ですぐに治まっていたのだが、
この不整脈が続いたり、ひどくなったりすると
最悪の場合突然死にもつながる可能性がある、放っておけない不整脈だという。
ショックを受ける暇もなく、今後の方針が説明される。
まずは「負荷心電図」と「心エコー」の検査の結果を見ての判断となるそうだ。

そして、今日は負荷心電図の検査。
心電図と血圧計を装着し、ランニングマシーンの機械の上を歩かされる。
最初はゆっくり目だが、徐々にスピードが上がっていく。
まるで坂道を早足で上っているようで、結構キツく、息が上がる。
約10分弱、心臓に負担をかけながらの心電図が記録された。
今回の検査では脈が飛ぶような自覚症状が数回あった。
万一に備えて医師も立ち会っているが、主治医ではないので
色々聞いても詳しい所見は言ってくれない。

12月3日は心エコーの検査。
胸に超音波を当てることによって心臓や弁や血管の形や動き、血流までが
細かくわかるという検査だ。痛みや苦しさは全くない。
これは1年に1~2回実施しているのだが、今まで大きな変化はなかった。
今回はどうだろうか?

今年は本当に体調が悪い。
何が悪いのか。
どこが悪いのか。
治療の必要はあるのかないのか。
もし治療が必要だとすれば、その方法は?
薬?手術?
まだ答えは見えない。
検査の結果が出るまでは、出口の見えないトンネルにいるようだ。



今夜はよく寝られるだろうか…?