心臓病 のち うつ病 ときどき 腸閉塞

どん底からの復活をめざして…

宇治・平等院~伏見稲荷大社

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9月20日(土)、体調と天候が良ければ、妻と京都へ行こうと決めていた。
このところの暑さと体調不良でほとんど外出できなかったし、気分転換もしたかった。
京都というと、四条やJR京都駅付近ばかりだったのだが、
今回は宇治・伏見方面へと向かった。

まずは京阪電車で宇治・平等院へ。

1000年近くの歴史を誇り、世界遺産にも認定されている名刹藤原道長の息子頼通によって1052年に建立、1053年にはその華やかさで知られる阿弥陀堂鳳凰堂)が落成。阿弥陀如来坐像、雲中供養菩薩像など数多くの国宝があり、その当時の優美な姿を現在に伝えている。

十円玉にも描かれている鳳凰堂(阿弥陀堂)内部は極楽浄土の世界をあらわしているとされ、
阿弥陀如来像」をはじめ「九品来迎図」(「上品上生」から「下品下生」まで、人が亡くなるときの
九通りのお迎えの様子が描かれている)、「木造雲中供養菩薩像」(お迎えの際に阿弥陀如来とともに
様々な楽器などを持って雲に乗って来迎するとされる菩薩の像)が印象的だった。
鳳翔館と呼ばれる博物館には前記の「九品来迎図」や
鳳凰堂の屋根にあった鳳凰像のオリジナルをはじめとする
国宝級の宝物が所蔵されている。
また、極彩色に描かれた建立当時の鳳凰堂の内部を再現したCGも圧巻だ。

私は歴史には詳しくないが、名所・旧跡を訪れ、現世に残された品々から
当時の人々がそこで何を思いどのような暮らしを営んでいたのか、遙か昔に思いをはせるのが好きだ。

拝観後は参道でお茶や小物を買ったり、茶そばを食したりした。

宇治の町を後にし、続いてJR奈良線にて、伏見稲荷大社へ。

全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮。商売繁昌・五穀豊穣・開運の守護神として有名で、正月には多くの参詣者が訪れる。本殿背後には「千本鳥居」と呼ばれる朱色の鳥居のトンネルがあり、大社の人気スポットのひとつとなっている。

「千本鳥居」には鳥居がびっしりと並んでいて、聞きしに勝る圧巻だ。
全部回ると二時間近くかかるそうなので端折って回る。
興味深かったのは「おもかる石」と呼ばれる石。
願いを込め、その石を持ち上げ、思っていたより重ければ願いが叶いにくく、
思っていたより軽ければ願いが叶うとされている。
ちなみに私の場合、ちょうど思っていたとおりの重さだった。
これって微妙…(汗)

秋の京都とはいえ、紅葉にはまだ遠いせいか観光客も少なく、
ゆっくりと回れて満喫することができた。
また、それほど歩き回ることもなく、病み上がり後の散策にはちょうど良いプランだった。

カラダにもココロにも、リフレッシュは必要!