単独首位 巨人10-3阪神
ジャイアンツは高橋由の2本のタイムリーなど計17安打で10点を挙げ、阪神タイガースに圧勝した。投げては先発の高橋尚が8回1失点の好投で、無敗の4勝目をあげた。 巨人は二回二死二、三塁、高橋由が左翼越の2点タイムリー二塁打を放ち、先制した。 三回には、イ・スンヨプがしかけた二盗が相手暴投を誘って三進し、阿部のタイムリーで生還した。足を生かした攻撃が着実な加点を呼び込んだ。 また、五回には5本の安打を集中してリードを広げたほか、八回には高橋由がこの日2本目のタイムリーで8点目を挙げた。谷は通算100号となる2ランを左翼スタンドに叩き込んだ。 一方、マウンドの高橋尚は低めをていねいにつくピッチング。開幕から続けてきた無失点イニングこそ、四回の阪神・矢野のタイムリーで途切れたが、走者を背負っても落ち着いた投球を続け、危なげなく8回を投げきった。 九回にリリーフした門倉は2ランホームランを浴びたが、試合の大勢には影響なかった。 また、この勝利で、巨人はセ・リーグの首位に躍り出た。巨人の単独首位は、昨年6月7日以来。2位の中日とは1ゲーム差。
さあ、締まっていこう!