心臓病 のち うつ病 ときどき 腸閉塞

どん底からの復活をめざして…

緊急手術 その2 ~雨降って地固まる~

5月2日、手術翌日。今日は病状よりも特別に記したいことがあるので書くことにする。

 

私が結婚したのは今から約14年前。結婚した当時は私の両親の住む実家で同居していたが、嫁・姑・小姑問題が勃発、紆余曲折がありわずか一年半で私と妻が実家を出て独立することになった。それから今まで、一度も電話、手紙、メールなどで妻と私の両親が連絡を取りあうことは一度たりともなかった。

 

しかし私が今回緊急手術となり、妻としても私の両親に連絡しないわけにはいかなかったようで、12年ぶりに電話をしてくれた。

 

翌日心配した両親が見舞いに訪れてくれた。しかも奇跡的なタイミングで、連絡なしで駆けつけてくれた私の両親と妻が、同じエレベータに乗り合わせたというのだ。かくして、私の緊急手術によって幸か不幸か再会が果たされた。何というめぐりあわせだろうか。

 

両親からは、これを機会にまた行き来ができたら、という話があり、妻もやむを得ずではあるが「行き来をしないわけにはいかない」との話が。痛い目をした甲斐があったというものだ。

 

母親は長年の人工透析と、認知症の初期症状と思われる兆候も見られる。早く退院し、実家へ妻と二人で報告に行きたい。