イヤなことを思い出さないために その1~白くまの話~
うつ状態になると、イヤな出来事や嫌いな人が頭から離れない。
忘れよう、忘れようとすればするほどさらに頭から離れなくなる。
みなさんもそんな経験はないだろうか?
先日、心療内科で教えてもらった対処法のヒントを書いてみたい。
先生 まずは、この白くまの写真を見て思うことをいろいろ考えて下さい。
私 (北極、白い、動物園、大きい、かわいい、白くまアイス…)
先生 では、今度はあなたが好きな事をいろいろ考えて下さい。
ただし、白くまの事だけは絶対に考えてはダメです。
私 (えっ?そんなこと言われると…白くまの事が頭から離れない!)
これを「認知的回避」というそうで、結論としては、
「イヤなこと、ダメなことを考えないようにしよう」はムリ。
考えないようにしようとすればするほど考えてしまう。
だそうだ。
なるほど、説得力がある。
では、どうすれば良いのか?
他に集中できることを見つけることがいいそうだ。
趣味のことや好きな物・人のことでも構わないようだが、
私の場合は趣味のことを考えようとしても
「働かなきゃ趣味なんてやってる余裕ねえよ!」
となってしまう(汗)
幸いにも、今の私は妻の所用を手伝うことにある程度集中できている。
特に業者とあれこれ真剣に話している時などは
確かにイヤなことを考えている余裕などない。
続きはまた後日。