心臓病 のち うつ病 ときどき 腸閉塞

どん底からの復活をめざして…

尾を引く敗戦 巨人3-7ロッテ

昨日と同じパターンでの敗戦。
この悪いパターンから抜けられないのか・・・。

巨人先発の西村は打たれながらも要所を締め、6回まで3失点。
まずまずのピッチングで先発の責任は果たした。
一方、打線は小坂のタイムリー、李の連夜のアーチと、
ロッテからの移籍組2人の活躍で同点に追いつき、エース渡辺俊介を追いつめた。
しかし、中継ぎがまた今日も打たれた。
今日は林が被弾し、勝ち越しを許す。
そして9回、なんと抑えのエース豊田が登板。
先週の楽天戦。サヨナラ負けのダメージも癒えないまま、
今日は1点負けている試合での登板。
悪い予感がし、私はテレビを見ながら妻につぶやいた。
「いつもと状況が違うから、打たれるぞ・・・」
原監督は、今日は絶対に勝つぞという信念を持っていて、
それを選手に実践させたかったのだろう。
私も原監督の采配が痛いほどよくわかったつもりだ。
しかし、それが裏目に出て、私の予感は的中した。

ある程度実績のあるプレイヤー、
特に投手には役割が必要だ、と私は思う。
豊田は西武のストッパーとして君臨してきた。
それは、ストッパーという、与えられた役割・環境の中でこそ、
豊田自身が投球の内容を考え、精神を集中して、投げてきたからではないだろうか。
いつもと違う環境では、それができないこともあるだろう。
久保、林、福田も同じだと思う。
負けていようが、勝っていようが、相手が左だろうが、右だろうが、
順番が固定せず、本当にランダムに登板が回ってくる。
これでは相当投げにくいだろうと思う。
私がいくら書くよりも、
阪神のJFK、ロッテのYFKのリレーがそれを物語っているだろう。
彼らがいくら連敗したからといって、順番を崩して登板したり、
負け試合で投げることが今までどれほどあったろうか。
いくらプロであっても、チームが危機であっても
どんな環境でも活躍をしろというのは酷だと思うし、
まだそこまでする時期に来ていないのではないかと思う。

打たれた豊田を見て、今度は妻がつぶやいた。
「豊田、立ち直れるかなあ・・・」
豊田の今後が心配だ。

しかし、来週も我々ファンの応援はますます熱く続く。
絶対勝つぞ、ジャイアンツ!