開幕連敗 巨人３－５広島

　巨人は広島東洋カープを上回る１２安打を放つも、試合を通しては広島に３本のホームランを打たれ５点を失い、敗れた。八回にラミレスのタイムリーで２点差に追い上げたが、届かなかった。

　二回、一死走者無しからイ・スンヨプが左翼にホームランを放つと、続く阿部も左翼にホームランを放ち、２日連続となる２者連続ホームランで巨人が２点を先制する。

　五回、二死二塁のチャンスを作ると、亀井の痛烈な打球が遊撃の失策を誘う。脇谷が二塁から一気に本塁を狙うが、相手の好守に阻まれタッチアウトとなる。七回二死一、三塁で代打・谷が８球粘ったものの、三塁ゴロに倒れるなどあと１本が出ず追加点を奪えない。なお、谷はこの試合で１５００試合出場を達成した。

　投げては先発・内海が６回２／３を投げ２安打１失点の好投。赤松にソロホームランを打たれ１点差とされたが、安定感のある投球で試合を作った。

　１点差で迎えた八回、三番手のＭ・中村が連続四死球で二死一、二塁のピンチを招き、栗原に３ランを浴び逆転を許す。さらには続くシーボルにもソロホームランを打たれ計４点を失う。

　このままでは終われない巨人打線は八回に二死三塁のチャンスを作ると、ラミレスが左翼にタイムリーヒットを放ち１点を返す。なおもイ・スンヨプが二塁打、阿部が四球で続き二死満塁としたが、坂本が三塁ゴロに打ち取られた。九回には二死走者無しから亀井が右翼線を破る二塁打で出塁したが、後続が倒れた。（読売巨人軍ＨＰより）

今日負けたポイントはいくつかある。

まず、打撃。
１２安打を放ちながら３得点に終わった。
そのうち２本はソロ本塁打。
つまり、本塁打を除けば１０安打で１点しか取れていない計算だ。
文字通り、打「線」としてのつながりが必要だ。

次に、走塁。
５回裏、二死から相手失策の間に脇谷が本塁突入も憤死。
また、７回裏、一死一・二塁で、二塁走者の慎之助が牽制タッチアウト。
前田健－石原の絶妙なプレーと言えばそれまでだが、
直後に脇谷の安打が出ているだけに
このプレーで流れが変わったように思う。

そして、投球。
昨季２８セーブ、防御率２．１４を誇るマイケルがまさかの大炎上。
いきなり自慢の救援陣にほころびが生じた。
詳しくは書くまでもないし、書く気もしない。

打撃は好調なだけに、つながりさえ出れば良くなるだろう。
しかし、以前から書いているように、投手陣は不安だ。

明日は東野か。
昨季広島戦で連投・完投勝利をおさめた時のような好投を期待したい。

明日こそ勝つぞ、ジャイアンツ！