2008-12-19 東京駅発ブルートレイン全廃へ 鉄道関連 #鉄道、列車 東京駅発のブルートレインが来年3月に姿を消す-。寝台特急「はやぶさ」(東京~熊本)と「富士」(東京~大分)が、JR各社の来年3月14日のダイヤ改正で廃止されることが19日、分かった。東京駅発のブルトレは全廃され、半世紀の歴史に幕が下りる。 JR東日本などによると、新幹線や航空機との競争で、昨年度の乗車率が約4割(定員各160人)となるなど利用が低迷。客車も平均で32年経過し、老朽化が進んでいた。(時事通信) 私の記憶が確かなら、約50年前、寝台特急「あさかぜ」としてデビューした20系客車。 夜を思わせる深い青に塗られたこの列車から、ブルートレインの歴史は始まった。 その後、「富士」「さくら」「みずほ」「はやぶさ」など、東京と九州方面を結ぶ寝台特急は 花形列車として大活躍、鉄道ブームを巻き起こした。 しかし時代は流れ、新幹線は高速化、飛行機は低価格化。 東京発のブルートレインはどんどん廃止され、 急行「銀河」や大阪発着の「あかつき」など色々な夜行列車がどんどんと消えていった。 そして、ついに「富士」「はやぶさ」の2列車も廃止が決定。 鉄道ファンとしては寂しい限りだ。 この2列車が大阪駅に停車するのは下り(九州行き)のみ、 しかも深夜1時6分からわずか2分間の停車。 撮影しに行くかどうか悩むところだ。 (写真はWikipediaより)