心臓病 のち うつ病 ときどき 腸閉塞

どん底からの復活をめざして…

腸閉塞入院記 その1

腸閉塞とは、腸のねじれや手術後の癒着など、
何らかの原因で腸の一部分が通らなくなる病気。
10歳の時に小腸の手術を受けている私は、
それ以後暴飲暴食を繰り返してきたが何ともなかった。
しかし30代前半で腸閉塞を発症し入院。
手術を受けた部分が癒着を起こし、細くなっているため
それが原因で閉塞しやすくなっているそうだ。
以後、今回が3度目の入院となる。

この約2ヶ月間、夏バテか、はたまたストレスか、お腹の張りが続いていた。
通院し、投薬を受け、食べるものも気を遣ったし、時には絶食もしていた。

それでも9月10日夜に腹痛で救急受診、腸閉塞の診断。
経験上、この時の痛みでは、入院は五分五分と踏んでいた。
受診後入院と言われたが、どのみち処置は明日朝になるとのことだったので
自宅から近いことだし、一晩自宅で様子を見ることとした。
翌日入院の用意をして受診。幸か不幸か、この時痛みは消失していたので
さらにもう一日様子を見て、レントゲン・血液検査の結果入院は回避。
が、後から思えばこのとき入院しておけば良かったのかも知れない…。

その後、うどんやお粥、豆腐など、食生活に気を遣いながら過ごしていた。
10月2日夜、このところ腸の調子もいいし、
スタミナもつけないといけないということで
豚肉と野菜の炒め物を食べた。
妻も気を遣い、極力油を控え、豚も脂身の少ないもも肉で調理。
しかしその食事が悪かったのか、歯が少し痛くてあまりよく噛めなかったのか、
それとも久しぶりのまともな食事で知らず知らずに食べ過ぎてしまったのか。
その夜、すぐに腹痛がやってきた。
翌朝10月3日早朝、我慢できずに救急外来を受診。
もちろん、腸閉塞の診断。
今回は痛みも強く、あきらめて即入院となった。

経験済みとはいえ、救急外来では検査と辛い処置が待っていた…。

つづく