友人を見舞う
友人S、O、H、そして私。
高校時代からの親友だ。
Sはずっと海外で働いていて、近々1年ぶりに帰国する。
またみんなで集まってワイワイやろうという話をしていた矢先、
私が腸閉塞で体調を崩した。
なかなかスッキリ良くならないまま日常生活に戻りつつある中、
今度はHが脳梗塞で入院したという一報。
病名が病名だけに驚いて、早速見舞いに行ってきた。
右半身にマヒが出て、箸やスプーンを持ったり、雑誌のページがめくったりできない。
歩くにもバランスが保てず、歩行器と呼ばれる用具が必要。
会話は十分できるが、言葉がやや聞き取りにくく、話しにくそうだ。
入院は2週間ほどの予定との事だが、リハビリはしばらく続くそうだ。
一緒に見舞いに行ったOも口を開いた。
「オレも、職場の検診で右の肺に陰が見つかって、病院へ行けって言われてるねん」
帰国するSも、最近腰痛に悩まされているという。
今日は折しも我々と同い年の清原和博選手が引退。
もはや病気や体力の低下を憂う年齢なのだな、と思うと大きなため息が出た。
最近は「アラフォー」などともてはやされている世代だが
下降する体力と反比例して、仕事に子育てに、精神的にも肉体的にも頑張りどころだ。
なんとかあきらめずに、心も体も健やかに、充実した毎日を送りたい。