心臓病 のち うつ病 ときどき 腸閉塞

どん底からの復活をめざして…

仕事納め・納会

私が勤めているのは病院関連の介護保険施設
世間では景気は上向いていると言われて久しいが
医療・介護の世界は依然厳しい状況だ。

医療・介護の世界は、スーパーや家電量販店のように
自由に料金を決めることはできない。
診療や介護の料金(報酬)は、その病院や施設の
規模・人員・設備・内容・地域などによって細かく国に定められている。
こまめに改定が行われているが、この数年、報酬は下がり続けている。
当然、経営は苦しくなり、医師や看護師や介護士の負担も増える。
その反面、患者・利用者の要求はどんどん高くなり、トラブルは増え続ける。
医師や看護士、介護士の不足も深刻になってきている。

当然、納会も、シャンシャンというわけにはいかない。
各部署の管理者・責任者は厳しい目標を達成しようと躍起だし反省もしきり。
その下で働く我々も同じ気持ちだ。
そこに穏やかな雰囲気はほとんどなく、皆一様に厳しい表情だ。

ともあれ、泣いても笑っても今年の仕事はおしまい。
病気療養による休職から始まり、最終日までいろんなことがあった一年だった。
来年は元日から出勤だが、私だけではなく、何人ものスタッフがそうであるし、
中には大晦日から元旦にかけて夜勤のスタッフもいる。おつかれさま!

私も来年で勤続10年、ひとつの区切りの年である。
ずっと同じ部署で働いてきたのでそろそろ異動も覚悟しなければならない。
トレードを言い渡されるのを待つ野球選手の気持ちが何となくわかる気がするが
どんな環境でも前向きに頑張っていきたい。