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どん底からの復活をめざして…

グライシンガーを打ち崩す ヤクルト2-4巨人

 東京ヤクルトスワローズを迎えての札幌ドーム第2戦。ジャイアンツは先発・木佐貫が、八回途中までを5安打2失点の好投で、新人の2003年以来の10勝目をあげた。

 ヤクルトの先発はセ・リーグのハーラートップ、グライシンガー。

 巨人は初回、四球で出塁した先頭の谷を、脇谷のバント、高橋由のヒットで三塁まで送ると、小笠原の犠牲フライで1点先制。三回には、二死から四球で出塁した脇谷が、高橋由の右翼へのタイムリ二塁打で、一塁から一気に本塁まで帰り、2点目をあげた。

 四回と六回には二岡がそれぞれタイムリーを放ち、1点ずつを加えた。二岡のタイムリーの前には、阿部、イ・スンヨプがバントで走者を三塁へ送っており、確実に1点を取りに行った巨人打線の執念が結実したかたちだった。グライシンガーは6回4失点で降板した。

 一方、木佐貫は制球がさえ、ヤクルト打線になかなか攻撃のかたちを作らせない。三~七回は無安打ピッチングで、中でも四回には、ラミレス、ガイエルユウイチのヤクルトの主軸三人を三者三振に打ち取った。しかし八回無死一塁で、宮本にホームランを浴びて2失点。この回の途中でマウンドを降りた。

 その後、3番手の西村の連続四球などで二死満塁のピンチを招くと、ここで4番手・上原を投入。上原はガイエルを右翼フライに打ち取り、一打逆転のピンチを乗り切った。

 巨人はこれで4連勝となった。

木佐貫の10勝目、巨人の4連勝とうれしい勝ちだが
何よりグライシンガーを打ち崩したのが大きい。
それもホームランではなく打線をつないでの得点。
グライシンガーといえば、忘れもしない8月18日の東京ドーム観戦、
完封リレーで0点に封じ込められた。
この日の借りを札幌で返してくれたという感じだ。
ただ、欲を言えば木佐貫には完封・完投をして欲しかった。
また、西村の連続四球にも課題が残った。

今日は中日は雨天中止で阪神は負けている。
わずかだが差が広がった。
この調子で連勝を伸ばせ、ジャイアンツ!