追撃も3タテならず 巨人2-3阪神
敵地でのライバル“3タテ”を狙ったが、接戦の末、1点差で敗れた。 先発は巨人が木佐貫、阪神は福原。 試合は阪神が先手を取り、巨人がすぐに追いかける展開となった。 初回、木佐貫が金本に2ランを浴び、阪神に先制を許したが、二回、先頭の阿部がソロホームランを放ち、1点差とした。 五回には鳥谷がソロホームランを放ち、引き離しにかかったが、続く六回、阿部が2本目のソロホームランを放ち、再び1点差に迫った。 六回からは両軍がリリーフ陣を投入。巨人は真田、山口、会田が計4安打を浴びながら無失点で踏みとどまった。一方、打線は阪神の久保田、ウィリアムス、藤川の前に1安打に抑えられ、チャンスを作れなかった。 先発の木佐貫は五回でマウンドを降りたが、10奪三振をマーク。三回からの3イニングは、すべてのアウトを三振で奪った。 打線は再三、得点圏に走者を進めたが適時打を欠き、得点はソロ本塁打による2点のみだった。阪神は連敗を「9」で止めた。