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どん底からの復活をめざして…

長嶋氏が北京五輪断念

北京五輪の日本代表監督に意欲を見せていた長嶋茂雄・巨人終身名誉監督は18日、巨人の滝鼻卓雄オーナーに談話を寄せる形で、監督就任断念を発表した。

 脳梗塞(こうそく)からリハビリを続けている長嶋元監督は北京五輪について「大変激しく、厳しい戦いを強いられることと思う」とし、「この大会に関しては、私はグラウンドの上ではなく、別の形で日本チームをサポートしていきたい」とコメント。

 滝鼻オーナーは東京・大手町の巨人球団事務所で記者会見し、同日午前中に長嶋元監督の家族からメッセージを渡されたと説明した。

 巨人・滝鼻卓雄オーナー「(長嶋氏の)コメントが私のところに寄せられたので、できるだけ早く皆さんに伝えた方がいいと思った。25日に代表監督が決定すると言われているが、それからだと順序としておかしいので、その前にと思った」

(スポーツ報知より引用)

 「長嶋信者」の私としては、野球が公式競技となる最後の北京五輪で、長嶋さんの野球人生のエピローグが見られると期待していただけに、正直残念だ。代表監督復帰は無理だという周囲の声の中、長嶋さんは本気で北京五輪を目指してリハビリに取り組んでいたのだと思う。私も復帰を信じていた、というより祈っていた。どれだけ費用がかかっても、時間をつぶしても、北京まで長嶋ジャパンを応援しに行くつもりだっただけに、寂しい限りだ。
 この決断を下した長嶋さんはきっと断腸の思いだっただろう。しかし、体は多少不自由になろうとも、いつもハツラツとした長嶋さんであって欲しい。体調面を考慮して球界から引退してはどうかとの声もあるが、私は、これからもずっと野球にかかわっていて欲しい。

 なぜなら長嶋さんにとって、野球というスポーツは人生そのものなのだから。