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どん底からの復活をめざして…

球界の課題・アジア戦略

今日、産経新聞に以下の記事が掲載されていた。(一部抜粋)
韓国の国民的英雄である李承燁内野手、台湾の新鋭、姜建銘投手が所属する巨人の清武英利球団代表は、アジア市場に目を向ける。
今季、巨人の主催試合はすべて、韓国のスポーツ専門ケーブル・衛星チャンネルを通じて韓国内で中継された。視聴世帯は約1100万。ビジターの試合が放送されず、中継局には視聴者から苦情が殺到したほどの人気ぶりで、来季も継続して放映される見通しになっている。来年1月には、中継を契機に人気が出た内海哲也林昌範両投手のサイン会を韓国で行うことが内定。
巨人は長期的な視点で中国市場にも注目している。「中国で松井級の選手が出てきたとき、どこが獲得するかが大きな焦点になる。先行投資は必要」と清武代表。
巨人でも現在中国や台湾からの育成選手が何人かいる。
また、古くは台湾の郭投手や呂選手、韓国の宣投手など、
現在でも巨人以外では西武の許や阪神の林などが活躍中である。
12球団は現在4名の外国人枠以外にアジア人枠一人を新設することで一致している。

現在の実力のある日本選手がメジャーへ流出しているように、
韓国や台湾の球界も日本流出を危惧しはじめていると言えるのではないだろうか。
中国などはまだまだ野球後進国だが、それもをも青田買いの傾向といえる。
しかし、日本人選手がメジャーで活躍するようになってから、
WBCを見ても確実に日本の野球レベルは上がってきている。
日本の選手がアメリカンドリームを目指すように
韓・台・中の選手がジャパニーズドリームを目指すようになるのだろうか。
日本球界がアジア球界に市場を拡大をし逸材を発掘していくことが
果たして両者にとって吉と出るか、凶と出るか。