2006年11月 韓国旅行 2日目～チャングムテーマパーク～
前日は遅くなったため、9時前に起きて、10時にチェックアウト。近所のコンビニでおにぎりを買って食べ、ゆっくりと出発。本日は、今回の旅行の目的でもある、韓流ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」のテーマパークに行くことである。
地下鉄5号線の踏十里駅を出発し、右も左もわからない地下鉄を、路線図だけを頼りに乗り換え乗り換え、まずは腹ごしらえ。
プデチゲ発祥の地、地下鉄1号線議政府（ウィジョンブ）駅で途中下車し、駅から５分ほどのプデチゲ専門店「オデンシクタン」（写真1）へ。プデチゲは朝鮮戦争後の物資不足の時代に米軍から流出したソーセージやハムで鍋を作ったことから始まった鍋料理。プデ、とは韓国語で部隊の意味（私たちが食べていた時も軍人さんが何人か出入りしていた）。キムチ、インスタントラーメン、豆腐、野菜などいろんなものを入れて煮て食べる。かねてからこれが食べたかったのだが、本当に美味しい！値段もご飯やキムチがついて6000ウォン（約700円）、ラーメンが一個1000ウォン。日本語は全く通じなかったが、美味しくてお腹がいっぱいになった。
再び地下鉄に乗り、一つ先の議政府北部（ウィジョンブブッブ）駅で下車。軍服姿の人が目立つ。バス停までの間にたい焼き（4つ1000ウォン）を買い、バス停へ。日本語でのタクシーの客引きに耐えながら、路線バスを待つが、バスに乗るのもなかなか難しい。人もバスも、整然と並ばないのだ。他のバスや駐車車両があるとだいぶ手前に止まったりする。すると、人々がそこまで走って移動。我々が待っている30系統のバスも、目的のテーマパークへ行くものとそうでないものがある。バスが止まるたびにそこまで走って行って「MBC（テーマパークのある放送局）カヨ？」と運転手に訊く。そんなことを30分以上繰り返し、やっとの思いでバスに乗れた。ちなみに料金は950ウォン（約100円）。私も韓国語はほとんどできないのだが、他の二人よりは来ている回数がかなり多いので、このような場面では頼られることばかり。正直、それを私は嬉しく感じているのだが。
バスに揺られること約３０分。いよいよ大長今（デジャングム）テーマパークへ。日頃の行いが良いせいか、雲一つ無い晴天！ドラマの中での場面を思い浮かべながらセットの一つ一つをゆっくりと見て回る。事前に行った人の情報では午後が空いているということだったが、その通りだった（写真2）。
最後に、いかにもミーハーっぽくて恥ずかしかったが、旅の恥は何とやら、思い切ってドラマの中の「ミン・ジョンホ」の衣装を身にまとい記念撮影（写真3）。この衣装レンタルも5000ウォン（約600円）。十分に楽しんだ後、みやげを買ってテーマパークを後にする。帰りのバスの中では余韻に浸る。本当に楽しかったなあ・・・。
夕方、再びソウルの繁華街へ（写真4）。東大門から明洞へ、ライトアップされた清渓川沿いに歩くのだが、日が沈むと寒い！半端ではない寒さだ。気温が低く、空気は乾燥しているし、風が強い。日本とは全然気候が違うなと実感。
夕食は石焼きビビンバ発祥の店「全州中央会館」で9000ウォン（約1000円）のビビンバを食べる。客は日本人ばかりだったが、味の方はとても美味しかった。クチコミなどではあまり良い評判を聞かないのだが、私が今まで食べてきたビビンバの中ではいちばん美味しかった。
食後は明洞の街をブラブラ。日本の原宿のような感じで人が多く賑やかだ。ここで偶然にジャイアンツショップ「Gゾーン」を発見！中には李承燁のパネルやジャイアンツのグッズが所狭しと並べられていた。韓国にもジャイアンツファンがいることが伺えた。
最後に明洞の地下鉄横の屋台でビール、うどん、ラーメンでシメ（写真5）。近くの「キムパ天国」で明日の朝食「韓国海苔巻き」テイクアウトしたら、今日は本当の終電！電車に駆け込みホテルへ。
いよいよ明日は最終日。もう一泊あればいいのに、と思いながら今日もベッドに。
男3人で何やってんだか･･･。
３日目に続く。
オデンシクタン
http://www.seoulnavi.com/food/restaurant.php?id=539
大長今テーマパーク
http://www.imbc.com/entertain/mbcticket/mbcplay/2004/daejanggumtheme_jp/index.html
全州中央会館
http://www.ee-jeonju.com/jp/myeong1/index.php
キムパ天国
http://www.seoulnavi.com/food/restaurant.php?id=948
