心臓病 のち うつ病 ときどき 腸閉塞

どん底からの復活をめざして…

今シーズンを振り返る

今シーズンを振り返り、優勝できなかった原因はいくつかあったと思う。
1つ目は、ケガ人の続出。
ケガで登録抹消となった選手を挙げてみると、
由伸、上原、尚成、小久保、阿部、仁志、亀井、矢野、桑田、工藤、鈴木、斉藤、・・・
これだけたくさんの選手が登録抹消になっていては勝てるはずもない。
特に、由伸と小久保の長期離脱は痛かった。
そのケガも、原監督曰くほとんどは「自滅」で、
技術不足や自らの身体能力の弱さからくるケガであったと。
名選手はケガが少ない、という事は使い古された言葉だが、
来季はフィジカル面での強化と、ケガをしない技術を両立する必要があるということだ。
素人に言われるまでもなく、選手・コーチも十分わかっているだろうと思う。

2つ目は、リリーフの崩壊。
久保投手は防御率だけ見ると3.06とそれ程悪くないが、やはり2点台に抑えたかった。
特に61イニングで四死球29、暴投4という数字は悪すぎる。
豊田も昨季は19セーブを挙げたが今季は13セーブにとどまった。
今季途中から抑えに回った高橋尚に至っては防御率4.94。
これでは先発が頑張っても勝てない。
そして、いつしか勝っていても負けていても、ランダムでリリーフが出てきて、
俗にいう「勝利の方程式」のように、それぞれの役割もわからなくなってしまった。
中日や阪神のように、優勝には絶対的なセットアッパー・クローザーが必要である。

3つ目は、特定のチームにカモにされ、大きく負け越した事。
中日に6勝16敗、ロッテに0勝6敗。
これが最終的に大きく響いたと思う。
大きく負け越す苦手のチームがあっては優勝などできない。

3つとも、私があえて語らずとも皆が知っている当たり前の事だが、
振り返るだけではなく、来季にはこういう事のないようにして欲しい、という
願いを込めて、愚痴もこめて書いてみた。

みなさんは今季をどう振り返るだろうか。
振り返るだけではなく、来季にそれぞれのリベンジの思いを持っていることだろう。
名残惜しいが、私もそろそろ、シーズンを終えようと思う。
今シーズンの一喜一憂を懐かしく振り返りつつ、
またやってくる熱いプレーと、熱い声援を楽しみにして。