身体障害者手帳
今日、佐村河内守氏が会見した。
聴覚障害ではなく「身体障害者手帳の交付に該当しない」との診断を受け
手帳を返納したという。
私が心臓機能障害による身体障害者手帳を取得したのは30年も前。
身体障害者の認定は、高齢者の要介護認定のように
定期的に審査・更新する制度はない。
つまり、障害が重度化しようが、軽快しようが、
申請をしなければ何年経っても原則はそのままということ。
佐村河内氏の件は別として、
身体障害者手帳を取得された方は
聴覚にしても、体幹にしても、腎臓機能にしても、
その障害がなくなるほど劇的に治癒することは
なかなか考えにくいのではないだろうか。
ましてや不正による取得なんて想定もされていない。
しかし、障害年金や減税、駐車禁止除外など、さまざまな恩恵があるから
嘘をついてまで障害者手帳を取得したい人がいるのだろう。
そう言えば、少し前に北海道で身体障害者手帳集団不正取得事件
なんていうのもあった。
私は、もし自分自身の心臓機能障害がなくなれば、
障害者手帳なんてさっさと返納するが…。