勝負にならず ロッテ７－３巨人

昨年の交流戦開始から、なんと１勝９敗。

今日は阿部も腰の張りを訴え欠場。
ローテの柱であったはずのパウエルもこのところ勝ち星がない。
今の巨人の投手陣を象徴するように、今日も初回に３連打で得点を許す。
しかし、パウエルもリードを許しながらも何とか試合を作ってきた。
林も好投。

悪夢は８回。
３番手の鴨志田と原のバッテリーが、四球、捕逸、悪送球とミスを連発。
わずか１安打で３点を失い、ゲームをぶち壊した。
鴨志田はすばらしいストレートを持っているだけに、この結果には怒りがこみ上げる。
原もいくら試合に出ていないからといって、あの捕逸と悪送球は
ハッキリ言ってプロ失格である。
二人とももう一度二軍から出直して欲しいところだが、
こういった選手を使わなければならない厳しい台所事情が今の巨人にはある。

一方、ロッテには振り逃げ、盗塁、スクイズとやられたい放題。
おまけに第一戦を退いて久しい黒木を投入されるとは
巨人もナメられたものだ。
さすがに黒木からはすかさず得点を奪ったが、
小林には沈黙。

唯一、称えたいのは李承燁の活躍。
おそらく故障も癒えないまま、無理を押しての出場だろう。
その中でのホームラン２発は本当に価値があると思う。
李は特にロッテ戦で抜群の勝負強さを見せている。
他の選手は李の活躍に何かを感じて燃えて欲しい。
明日以降の残り二戦、李承燁の活躍もポイントだ。

このままで終わるな、巨人！
意地を見せろ！！