心臓病 のち うつ病 ときどき 腸閉塞

どん底からの復活をめざして…

工藤と桑田を思う

何度も書いているし、試合を見てわかるとおり、
G投手陣は火の車だ。
勝負は時の運、打たれることもあるだろう。
若い投手なら、なおさらだ。

しかし、何かが違う。何かが足りない。

工藤投手、43歳。
現役最年長投手にして、昨年は巨人で最多勝利、しかも10勝以上は工藤一人。
上原をはじめ、他の投手はケガや不調で散々だった。
この体調管理と精神的な強さを他の投手はもっと見習うべきだ。
また、最近では中6日のローテーション制や中継ぎ・抑えが当たり前になったが
昔の投手はもっともっと投げていたことを思うと
少し故障者が多すぎるのではないかと思う。
確かに、近年はリトルリーグや中学・高校で投げすぎていると言うことも
故障者が多い原因ではあると思うが。

そして、桑田投手。
故障や不調で2軍に落ちたとき、黙々とジャイアンツ球場をランニングし、
いつしか外野の芝に「桑田ロード」と呼ばれる轍ができたという。
工藤と同じく、体調管理や精神修行も人一倍だ。
周囲が引退をささやく中、この努力が、先日の600日ぶりの勝利をもたらしたのだ。

工藤と桑田というすばらしいベテランがいるのだから、若い投手は大切なものを吸収して欲しい。
今、巨人投手陣に欠けているのは、つまりはそういうものだと思う。