昨日のお返し３ＨＲ 巨人 １１－５ 阪神

　亀井のタイムリーで先制した巨人は、１度は同点で追いつかれながらも、打線が爆発。谷の勝ち越しタイムリー、ラミレスの２打席連続弾などで１１点を奪い阪神タイガースに快勝した。先発のグライシンガーがチームトップタイの８勝目をマーク。

　初回、先頭の坂本のヒットを足がかりに二死一、三塁のチャンスを作ると、打席には昨夜先制ホームランの亀井。追い込まれながらも粘りを見せ、１０球目をレフト前に運び、先制の２点タイムリーとなる。 

　先発のグライシンガーは二回までノーヒットピッチングと上々の立ち上がりを見せていたが、三回に初ヒットを許すと、送りバントで二死二塁とされる。このピンチで踏ん張れず、２本のタイムリーを浴び同点に追いつかれる。 

　直後のその裏、二死三塁から６番・右翼でスタメン出場の谷がフェンス直撃のタイムリーツーベースを放ち勝ち越すと、続く脇谷も２球目を叩き、右翼線を破るタイムリーツーベース。連続タイムリーで２点をリードした。 

　四回、グライシンガーが平野に２打席連続となるタイムリーを浴び１点差とされたが、直後のその裏に再び反撃する。ヒットの小笠原を一塁に置き、ラミレスが中堅に２ランホームラン。主砲の一振りで貴重な追加点を上げ、リードを３点に広げる。 

　巨人は攻撃の手を緩めず、七回にはラミレス、亀井の連続アーチで３点を追加、さらに八回には坂本、小笠原のタイムリーでダメ押しとなる１１点目を奪った。 
　 
　グライシンガーはバッテリーエラーで１点を失ったが、７回を投げ切りマウンドを降りる。八回は山口がマウンドへ。二死二塁からライト前にヒットを打たれたが、途中から右翼に入った亀井が好返球を見せ本塁でタッチアウト。得点を許さない。 

　九回は、きょう一軍登録された守護神・クルーンが登板。走者を出したが後続を抑え、復帰後初登板を飾った。（読売巨人軍ＨＰより）

今日は久しぶりの打線爆発。
ラミレスの２打席連続弾、さらに亀井の２試合連続弾で
追いすがる阪神を振り切って試合を決定づけた。
グライシンガーも８勝目。
復帰したクルーンもこれだけ点差があれば調整登板にはうってつけだ。
亀井は１塁の守備も無難にこなしているが、今日の返球を見ても
やっぱり右翼で使いたいと思うところだ。

ただ、あえて苦言を呈すると、失点につながった
５回のボークと、７回のバッテリーエラーは余分だった。

明日は内海か。
勝って当たり前と思われるとプレッシャーもかかるだろうが、
先週のようなすばらしいピッチングを見せて欲しい。