オープン戦 巨人６－４日本ハム

　今季初となる本拠地・東京ドームでのオープン戦。巨人は坂本の４安打３打点の活躍などで、北海道日本ハムファイターズに逆転勝ちした。

　先発の東野は全てのイニングで先頭打者に出塁を許すなど不安定な投球で４回を投げ４失点。初回に安打と失策などで一死満塁のピンチを背負うと、糸井にタイムリーを浴びて先制を許す。四回には金子誠に２ランを浴びるなど３点を失った。

　五回まで３安打に抑えられていた巨人打線だが、六回に先頭の鈴木の安打を足がかりに二死満塁のチャンスを作ると、谷が左翼フェンス直撃のタイムリー二塁打を放ち２点を返す。さらに続く坂本がセンター前に２点タイムリーを放ち、同点に追いつく。

　東野の後を受けた歌藤、越智、Ｍ・中村いずれも無失点の好投。特に３番手の越智は４つの空振り三振を奪うなど２イニングを投げ一人の走者も許さない堂々のピッチングを見せた。

　八回には二死走者なしから松本が中堅にヒットを放ち出塁すると、坂本が４打席連続となるヒットを左翼線に放ち、勝ち越しのタイムリー二塁打。代打・加治前も左翼線にタイムリー二塁打を放ち追加点を挙げ、３連打で２点を奪う。

　最終回はクルーンがきっちりと三者凡退に抑え、試合を締めた。

◆先発の東野投手のコメント◆
「初回から力みすぎてコントロールを乱し、不利なカウントになってしまいました。もっと低めに投げなくてはいけないのに…。悔しいです」
◆２点タイムリー二塁打の谷選手◆
「バランスよく軸で回転出来ている。この時期にしてはいい感じで振れていると思うよ」 
◆同点タイムリーの坂本選手
「僕はとにかく結果を出さないといけませんから。一打席一打席が勝負です。きょうはここまで良い流れで来ていますね」（読売巨人軍ＨＰより）

今日は東野がＫＯ。
三本柱、グライ以外の先発陣の見通しが立っていない。
内海はＷＢＣ遠征中でなかなか登板の機会に恵まれない。
尚成のピッチングもまだ見ていない。
後の枠を誰が獲得するかはまだまだわからない。
ただ、以前から越智の調子を書いてきたが、
尻上がりに良くなっており、杞憂のようでよかった。
打線は坂本が全開だ。

オープン戦６連戦、今日の相手は西武だ。
勝ち負けも大事だ。
しかし選手の調整、特に投手の調整が進む事を願う。