心臓病 のち うつ病 ときどき 腸閉塞

どん底からの復活をめざして…

ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)/ジョン・レノン

1980年12月8日。
今から約28年前、ジョン・レノンは凶弾に倒れ
わずか40歳でこの世を去った。
その当時私は小学生で、新聞受けから取った夕刊の一面でこのニュースを知った。
ビートルズも洋楽もまだ聞いたことのない私であったが、
初めて聞く「ジョン・レノン」という名前がなぜか記憶に残った。
そして、新聞の一面に載るということは、大変な人が亡くなったのだと感じたものだった。

それから2~3年後、CMやテレビ・FMラジオでビートルズを知ることとなり
私はたちまちその魅力にとりつかれた。
エアチェックをしたり、そのカセットテープを友人と貸し借りした。
どんな歌詞を歌っているのか知りたいと、「ビートルズ詩集」という和訳本も買ったりした。
色々知っていくうちに、このビートルズの中の一人こそが、
あの時亡くなったジョンだったと知って私は大変驚いた。

やがて私はビートルズだけでなく、ジョンのソロも聴くようになった。
特に「イマジン」とこの「ハッピークリスマス」は私の心に残る名曲となった。

世はまさにクリスマスムードのまっただ中、色々なクリスマスソングであふれているが、
私はこの曲が大好きだ。

今宵はクリスマス
弱い人たち、強い人たち
金持ちの人たち、貧しい人たち
世界はこれでいいとは思わないが
ともかくハッピー・クリスマス
肌の黒い人たち 白い人たち
黄色い人たち 赤い人たち
さあ、この辺で争いはやめようじゃないか

メリー・クリスマス
そして ハッピー・ニュー・イヤー
何の迷いもなく
今年もよい年であることを祈ろう

この歌を聴くと、今年のクリスマス、そして来年が
世界のすべての人々にとって平和であるよう、願わずにはいられない。

ジョン・レノン、あなたは、天国で今もそう願っているだろうか。