上原復活の予感 巨人 ７－１ 横浜

　ジャイアンツは上原が４月２６日以来の先発。５回を１失点で、先発として今季初めての勝利をあげた。打線は小笠原、ラミレス、谷の３者連続ホームランなどで、横浜ベイスターズから着実に得点した。

　上原は立ち上がりは横浜打線に攻められ、内川のタイムリーで１点先制を許す。

　しかしその裏、先頭の亀井が横浜の先発・ウィリアムスからヒットで出塁すると、小笠原が中堅に２ランをたたき込み、さっそく逆転。続くラミレスは左翼、谷は右翼へそれぞれソロホームランを放ち、３者連続弾で試合の主導権を握った。

　その後、横浜は次々とリリーフをマウンドへ送るが、巨人打線は攻撃の手を緩めない。五回には、北京五輪から帰ってきたイ･スンヨプが、死球で出塁。盗塁で二塁へ進むと、阿部のタイムリーで生還し、貴重な追加点をあげた。

　一方、マウンドの上原も二回以降は本来の投球を取り戻し、５回までを被安打７本、３奪三振、１失点の内容だった。継投した東野は八回途中までを力投。一死一、二塁でマウンドを引き継いだ山口は、わずか１球で併殺打に打ち取った。九回には林が登板し、三者凡退できっちり試合を終わらせた。（読売巨人軍ＨＰより）

上原が徐々にではあるが、調子を上げてきている。
開幕当初は「これが上原か？」と思うくらい絶不調で
２軍落ち、長い間調整が続いた。
復活後リリーフとして１軍登板するも調子はイマイチ。
それでも使い続けるうちに復調の兆しが見えるようになってきた。
先日の五輪ではすばらしい投球。
そして今日、先発に戻っての勝利を挙げることができた。
５回７安打ではまだ完全復活とはいかないが、
それでも無四球、１失点で抑え、試合を壊さずに投げられたことは大きい。

打ってはクリーンナップの３者連続ＨＲ！
お得意様の横浜相手とはいえ、投打がガッチリかみ合っている。

さあ、明日からは天王山。
３連勝のためには、まず明日の試合をものにしよう。
天気がやや心配だが、この勢いで戦い続けたい。