後半戦白星スタート 中日 ２－４ 巨人

　１対１の均衡を破ったのはジャイアンツ。七回、木村拓のタイムリーで勝ち越すと、小笠原が２ラン本塁打を放ち、中日ドラゴンズを突き放した。巨人は貯金を今季最多の１０に伸ばし、ペナントレース後半戦をいい形でスタートした。

　巨人は初回、中日の先発・中田の立ち上がりを攻め、ラミレスのタイムリーで先制する。その裏、グライシンガーは中村紀に左中間へ同点弾を運ばれる。

　巨人打線は初回一死満塁、二回二死一、三塁、三回一死一、二塁と再三、得点圏に走者を進めながらも、中田から追加点を奪えなかった。四回以降は立ち直った中田に、３イニングを三者凡退に抑えられる。

　好投を続けるグライシンガーを援護したい巨人打線は七回、鈴木尚が左中間への二塁打で出塁すると、木村拓が勝ち越しのタイムリーを放つ。鈴木尚は自慢の俊足を生かして生還。さらに、小笠原が右中間スタンドに21号2ランを叩き込み、リードを広げた。

　九回には守護神・クルーンが登板。１点を返されたが、最後は和田を空振り三振に仕留めた。

　グライシンガーは８回を投げ、４安打１失点。無四球で６奪三振の好投。５連勝でハーラーダービートップタイの11勝目をマークした。（読売巨人軍ＨＰより）

グライシンガーが安定してきた。
昨年ほどの勝ち星は挙げられないかと不安に思っていたが、
ハーラートップの１１勝。

打線では、前半の残塁が気になったものの、
ラミレス、小笠原が好調を維持。
尚広も３安打、自慢の足も十分生かせている。

首位・阪神は今日も勝っているが、
離されずについて行けば必ず勝算はある。
明日ももちろん、勝つしかない！