チグハグな攻撃 巨人３－５阪神

　巨人が阪神に連敗し、球宴前のラストゲームを勝利で飾れなかった。巨人は８安打を放ち、６安打の阪神を安打数では上回ったものの、打線につながりを欠いた。

　先発は巨人が金刃、阪神は下柳。

　二回までノーヒットピッチングの金刃だったが、三回、鳥谷に適時打、金本に21号2ランを浴び、3点をリードされる。

　巨人は四回、二岡の二塁打、小田嶋の中前打で一死一、三塁とチャンスを広げ、木村拓が右翼への犠飛を放ち、1点を返す。

　しかし、五回には、3番手・野口が林に２点適時打二塁打を打たれ、４点差に突き放される。

　阪神は七回から久保田を投入。４点を追う巨人は先頭の木村拓が四球を選んで出塁し、続く代打の小関が右翼ポール際に１号２ランを叩き込んで、２点差に詰め寄る。

　阪神は八回二死から守護神・藤川。必勝リレーで逃げ切った。

　巨人は９連戦を２勝７敗と大きく負け越した。

打線がつながらず、阪神より安打数は多いのに
チグハグな攻撃が目立った試合だった。
やはり由伸とスンヨプの復帰が待ち遠しい。

オールスター後の巻き返しに期待しよう。