金刃初勝利 巨人２－１広島

　ルーキー金刃が６回１失点の好投で初勝利を飾った。最後は豊田が１点差を死守し、プロ５人目の通算１５０セーブを達成した。

　金刃は三回まで広島打線を無安打に抑える上々の立ち上がり。しかし四回、新井にソロ本塁打を浴び、リードを許した。

　続く五回、六回も得点圏に走者を背負う苦しいピッチングとなったが、高橋由の好返球にも助けられ、追加点は与えなかった。

　一方、打線は六回まで広島先発・黒田の前に無得点を続けたが、七回二死一、二塁のチャンスで、金刃の代打・木村拓が２点タイムリー二塁打を放って逆転した。

　１点リードの終盤は、リリーフ陣が奮戦。最終回、無死一塁の場面で登板した豊田は、２つの四死球で一死満塁のピンチを背負ったが、後続を凡打に打ち取り、金刃にプロ初勝利をプレゼント。自身もクローザーとしての大記録を達成した。

金刃投手、すばらしいピッチングでの初勝利おめでとう！
打線も数少ないチャンスをモノにした。
このカードも勝ち越しをねらえ！