心臓病 のち うつ病 ときどき 腸閉塞

どん底からの復活をめざして…

オープン戦 ヤクルト6-6巨人

巨人は8安打6得点と効率のいい攻めで逆転に成功したが、土壇場で粘られ、勝ち切るまでには至らなかった。
先発は巨人が門倉、ヤクルトは石川。巨人は高橋由、谷が「一・二番コンビ」を組んだ。
試合序盤は完全なヤクルトペース。門倉は初回、畠山の3ランなど5安打を集中され4失点。二回も青木のタイムリ二塁打で1点を奪われた。門倉は四イニングを投げ、毎回の10安打を浴び5失点。ただ、三、四回のピンチは、いずれも連続三振で脱した。
打線は三回までヤクルト・石川の前に沈黙したが、四回、谷のヒットを足掛かりに、イ・スンヨプ、ゴンザレスの連続タイムリーで2点を返した。六回には、小笠原、ゴンザレス、阿部がタイムリーを放ち、同点に追いついた。八回には主砲・イスンヨプが右翼席中段にソロホームランを叩き込み、ついに勝ち越した。
巨人2番手・木佐貫は五回から登板。八回までの4イニングを無失点に抑えた。140キロ台半ばのストレートでヤクルト打線を圧倒し、7三振(振り逃げを含む)を奪った。七回一死一、二塁のピンチは、門倉と同様に連続三振で切り抜けた。
1点リードの最終回は、久保が登板。二死一塁から連打を浴び、同点に追いつかれた。なおも二死一、三塁と“一打サヨナラ”のピンチに立たされたが、最後の打者は三振に仕留めた。
この試合で、ヤクルトは大量16安打を放ちながら6得点。巨人はその半分の安打数で同じ得点を上げた。また、残塁はヤクルトの12に対して巨人は2。巨人は安打を記録した回は、すべて得点につなげた。
<試合後のコメント>
門倉投手「今日は変化球のコントロールが良くなかった。でも、取りたいところで三振を取れたし、自分の中では収穫がありました」
木佐貫投手「ストレートで押して行けました。(4回無失点で)ホッとしてます。次も続けられるように頑張りたい」
高橋由選手「(一番という打順について)初回の一打席は不思議な感じでしたが、それほど違和感なく試合に入って行くことができました。監督から言っていただいたので、精一杯やって期待にこたえたい」
由伸1番というのもあり得るかな。
木佐貫は良かったが、やっぱり抑えが不在。