心臓病 のち うつ病 ときどき 腸閉塞

どん底からの復活をめざして…

餃子の王将

餃子の王将には学生の頃からよく通った。特に天津飯と餃子は自分の中の鉄板メニューでこれ以外の料理は注文した記憶がない程だ。

この半年くらい、腸閉塞がひどくなってからは食べられないでいたが、手術後、満を持して久しぶりに餃子の王将へ行った。もちろん、天津飯と餃子を注文。それに加え、今回は酢豚(ジャストサイズ)も注文。

 

腸閉塞の心配をせず普通に外食できる幸せを感じながら完食した。

もう来なくていい!?

昨日は手術~退院後2度目の受診。(手術前に予約していた消化器内科受診)

 

「大変でしたね。でも手術してよかったですね。この調子なら、もう来なくていいですよ。」と担当医。

 

外科に引き続き、消化器内科もめでたく終診となった。

消化器内科の定期受診がなくなり、毎食後飲んでいたお薬もなくなった。一つ一つ足かせが外れていく感じで、正直うれしい。

痛む傷痕

5月22日から仕事に復帰した。

当日はそれほど忙しくなかったので無難に業務をこなせたが、やはりお腹に力が入らない。今は、以下の動作が難しい。

  1. 走る
  2. 重い荷物を持つ
  3. 体を曲げたり、ねじったりする
  4. くしゃみ、咳、笑い

この動作をしようものなら傷痕に激痛が走るし、痛み止めもあまり効かない。先日受診した時は、痛みがなくなるまで一か月くらいかかる人もいるという話を聞いた。かといって医療的にはこれ以上することがないと言われているので、自然に痛みが和らいでいくのを待つしかないのだろう。

う~ん…

その後

腸閉塞の手術から19日、退院から10日以上が経過した。

手術前はお粥をはじめ消化のよいものばかり食べていた。退院後は米飯をはじめ寿司、お肉、カレーなど少しずつ様子を見ながら食べているが、食事に関しては今のところ全くといっていいほど問題がない。術後の診察(血液検査・X線)もまったく問題がなく、早々に終診(もう来る必要がない)となった。

ただ、傷がまだ痛むことがある。お腹がゴロゴロと活発に動くと中から痛むし、笑ったりくしゃみをしたりお腹に力を入れると外から痛む。リハビリがてら一日5~6km、多い時では10km近く歩くが、最後の方は足が上がらなくなり、力が入らない。

まあ、日常生活には支障がないといえばないので、予定通り退院後2週間目にあたる22日金曜日から復職の予定だ。

またどん底に落ちかけたが、少しでも早く健康な生活を取り戻せるように、頑張っていきたい。

緊急手術 その8 ~I’m home~

5月8日、手術から7日が経過。

 

いよいよ今日は退院。朝食を摂った時点でお腹が痛くならないか心配なほどナーバスになっていたが、何事もなく無事退院のはこびとなった。会計の時渡される診療明細書には救急外来受診時から行ってきた処置や検査、投薬などが記されている。例えば

 

手術料  *腸管癒着手術

麻酔料  *閉鎖循環式全身麻酔5(麻酔困難)198分

      硬膜外麻酔(頭・胸部)併用加算 198分

      エ 大動脈閉鎖不全、僧房弁閉鎖不全又は三尖弁閉鎖不全

      (いずれもⅡ度以上のものに限る。)の患者      

病理診断 *病理組織標本作成 1臓器 虫垂

 

などなど、かなり細かく書いてある。1週間前の緊急手術の様子が伺える。

 

病院から自宅までは歩いても15分かからない距離なのだが、さすがに今日はバスを利用して帰った。まさかこんなに早く帰れるとは夢にも思わなかった。順調すぎて怖いくらいだ。診断書は自宅療養2週間。この2週間でリハビリを頑張って仕事ができる体に仕上げなくては…

明日から、いや、今日からリハビリの開始だ。傷が少し痛むけど、夕食前に30分ほど歩いて来よう。

緊急手術 その7 ~もう退院~

5月7日、手術から6日が経過。

 

今日は回診日、早朝から大勢のドクターが部屋を訪れる。その中で、今日のX線・血液検査の結果を見てからと前置きされた上で、主治医から初めて退院についての言及があった。希望を聞かれたので「可能な限り早く」と伝えたところ、急ではあるが明日退院のはこびとなった。正直、毎日痛み止めを飲まなければならないほど傷の痛みもあるし、食事も五分粥のままなので不安はあるが、逆にそれ以外は今のところ順調なので個人的には退院に対する手ごたえというか、自信はある。もちろん退院がゴールではなく、今後のQOL向上や復職など、もっともっと先を見据えていかなければならないことは言うまでもない。

 

入院以来24時間ずっと付きまとわれていた点滴も今日でサヨナラ。明日からは自宅の布団でゆっくり寝られると思うとホッとする。

 

このまま順調に回復しますように…

緊急手術 その6 ~手術創~

5月6日、手術から5日が経過。

 

食事が始まって三日目の朝。前日から始まったお薬も奏功したのか、朝いちばんでお通じがあった。お腹が張りぎみで気になっていたがこれで一安心。あとはお薬を続けていけば大丈夫だろう。

 

毎朝担当医がベッドを訪れてくれるのだが、今日は手術創(手術の傷痕)を覆っていた透明のシートをはがしてくれた。が、その上にガーゼも何も貼らずに去ろうとするので慌てて引き止めた。あまりに気持ち悪いので消毒とかガーゼ交換とかないのか聞いてみると、きちんと縫合が完了していれば手術から48時間で表面は完全にふさがり、シャワーをあびても大丈夫だし、消毒の必要もないのだとか。27年前にファロー四徴症の手術を受けた時は確か毎日のようにガーゼ交換や消毒をしていた記憶があるが、時代が変われば常識もまた覆るのかと隔世の感がある。

 

ただ、傷は相変わらず中から外からズキズキ痛むんですが…

日にち薬と言われましても…(汗)